樹木希林さん　最後の主演作「あん」

以前から、夫が、映画「あん」を私と一緒に見たいと言っていました。
出演者や大まかなストーリーを話してくれていたのですが、
昨日、やっと観ることができました。

次男の風邪がうつり、長女が保育園をお休みしていたので
夫と長女と３人で観ました。

大好きな希林さんが、もういらっしゃらないと思っただけで涙が :T T:
希林さんの佇まい、ことば、まなざし、すべてにウルウル。
ラストは号泣 ;T T;

オフィシャルページにこう記されています。

この作品における樹木希林さんは、撮影から公開前の宣伝、
そして公開後のトークイベントまで、全身全霊を以って作品そしてテーマを
広く世界に知っていただこうと精力的に動いてくださいました。

希林さんの存在感もさることながら、映画のテーマも、シナリオも、
すべてが素晴らしく、今まで見ていなかったことが残念と思えたほどです。

私は音楽や派手な演出で盛り上げる映画ではなく、
「あん」のように、言葉は少なくても、
そのひとつひとつの言葉を噛み締められる方が好きです。

５歳の娘には、まだまだ難しかったけれど、
途中で、大好きな絵本「よるくま」が出てきたので
とても嬉しそうでした^^

見終わってから知ったのですが、この映画は日本・フランス・ドイツ合作です。
カンヌ映画祭の、ある視点部門でオープニングをかざっています。

子育て中で忙しいとはいえ、大好きな映画から遠ざかっている私。
緊急でない家事をひとつ捨てて、たまには映画を観よう！と心底思いました。